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✴︎大学の同級生である富原由比と松田ゆずはがメールで文通のように短歌を送りあったもののうち、2023/11/1〜2024/10/17の間につくった歌をまとめたZINEです。
✴︎ほかにもガストでの即詠会、お互いの絵をもとに短歌を詠むなど好きなことをしており、ぜんぶで100首ほど読めます。
✴︎わら半紙に印刷、中ミシン綴じ、裏表紙に星形の穴があいている手製本です。
発行日:2024/10/10
発行者:富原由比、松田ゆずは
サイズ:210×148mm
ページ数:44p(表紙含む)
※ミシン製本のため糸の色が何種類かありますが、配送時はランダムとなります。
【自選3首】
博物画の中の色彩でたらめであるように袖を通した戸籍 /富原由比
撫でて撫でて湾曲するのが定めなら忘れて遠くひそやかな銀
目で読んで眉で示して色紙はわたしの心を知らず 谷折り
感情を付録のように見せあえば放埒にまわるソーマトロープ /松田ゆずは
雲を踏み散らして歩く夕立のエンドロールを追い抜く電位
水中花 きみがひとりで暮らす町では錯覚が起こりつづけて
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